2025年8月3日更新


北海道沖では、5月下旬頃から中規模程度の地震が相次いで発生していて、カムチャツカ地震(M8.8)の地震以降も活発化しているため、より警戒度の高い領域として現在は評価しています。
2009年以降M6.5以上を観測する地震が、長期的な静穏状態となっていましたが、2020年代に入ると徐々に活発化へと転じ始めている推移となっていて、再びM7以上の地震いつ起きてもおかしくはない状態となっています。
これらの活動が、大地震に直結するかどうかは分かりませんが、少なくともこれらの活動は千島海溝沿いの活動に起因するものと考えられ、前駆的地震活動として発生している可能性も否定はできません。
また、北海道沖では莫大なひずみ量等の複数の研究機関のデータから考慮しても、危険度はかなり高いと言えます。


2025年7月30日カムチャツカ半島沖でM8.8の巨大地震が発生しましたが、少なからず北海道沖の地震活動に影響を及ぼした可能性があります。実際に北海道沖(十勝-択捉島沖)は、距離が離れているので直接的に影響するものではないとはいえ、千島・カムチャツカ海溝の一部で、現にこのような巨大地震の影響を少なからず受けていると思われる歴史記録もいくつかありますので、千島・カムチャツカ海溝沿いでM8超の巨大地震が発生する可能性は、カムチャツカ半島沖の地震以降はより高まっている状態と言えます。
北海道沖でも7月30日のカムチャツカ地震や1600年代初頭に発生したような巨大地震が起こるかどうかは分かりませんが、長期的に見ると近年異常を多数検知している領域で、確実に危険度が高くなり続けている領域であるということは変わりませんので、対策をしていない人は早めに対策するようにしてください。



コメント